ガス栓(ガスコンセント)の仕組み

~ガスコンセントの構造~
開栓の状態 | 閉栓の状態 |
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迅速継手を接続すると、押し棒がバルブ・スプリングを介して栓をスライドさせ、ガスが流れます。 | 迅速継手を取り外すとスプリングの力により、栓が押し戻されてガスが止まります。 |
ゴム管が外れても・・・ | ![]() |
~ヒューズガス栓とは?~
規定流量以上のガスが流れると、ガス止める機構(ヒューズ)の付いたガス栓のことです。
通常時 | ヒューズ作動時 | |
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ヒューズボールがシリンダー内に収まっているため、ガスが流れ続けます。 | ヒューズボールが上昇して、ガスの流れを止めます。 | ※ヒューズを見やすくするための断面図であり、現行品の断面図ではありません。 |
ヒューズが作動する(規定流量以上のガスが流れる)要因には
- ゴム管などの接続具の抜け・はずれによるガス漏れ。
- ヒューズ規格を超える量のガスを消費する器具の使用。
- 長期間使用しなかった後、ガス栓を開いた時に発生する急なガスの流れ。
ボール型のヒューズの他にもコマ型のヒューズなどもありガス栓を使用する環境によって変わります。
ヒューズガス栓にはリセット機構がついていて、作動したヒューズを元にもどして再びガス栓を使用できるようにする機能が備わっています。
現在も一般家庭用や商業用などで広く使われているヒューズガス栓にはすべてリセット機構が付いており、藤井合金製作所は1978年(昭和53年)に、このリセット機構付きヒューズガス栓の 国内初の生産、販売を行ないました。